マクロスFってセカイ系?
おひさしぶりです。
絶賛スランプ中な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

それにしても今の季節は当たりのアニメが非常に多くて、見るのが大変でございます。

そんな中で注目作の一つ『マクロスF』なわけですが、これがどうも見ていて違和感を感じることが多々ある。

宇宙を旅する移民船団を舞台にして、超銀河レベルのアイドル歌手やら、謎の生命体との戦闘など、本来なら非常に広い世界を感じるはずなのですが・・・

これがどうにも狭く感じる。
主人公であるアルト達の手の届く範囲にしか世界が存在していないというか。
それだけなら良いんだけど遠くに見える風景が実は書割のような。


これがなぜかって考えた時に、この作品は圧倒的に『民衆からの視点』が欠如してるんですよね。
恥ずかしながらつい最近『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』を観たのですが、あれってアイドルに対する無責任な批評をするオペレーターの女の子達がいたり、主人公の輝とヒロインの一人、ミンメイのスキャンダルを追うマスコミの姿とかが描かれていた。

それがマクロスFの場合、全くそれが描かれない。
主人公のアルトが芸能界に全く興味がないのも関係してるけど、いまいちシェリルもランカも人気アイドルであるという感じがしない。
シェリルとランカに対する世間の無責任な噂や批評も全く劇中では描かれない。
アルトと女の子二人の恋の鞘当についても全くマスコミが報道する様子がない。普通、あんだけシェリルがアルトにアタックしていれば、どこかが報道しそうなもんだけど。

そもそもが学園の生徒にしても主体性が一切与えられていない。
シェリルが転校してきた時こそ大騒ぎしていたけど、それ以降シェリルの周囲を取り囲む生徒の姿はあまり描かれないし、ランカがトップスターになっても『お近づきになろう』とする輩すら現れない。
アルト達がいつもの場所でグループ作ってダベってる時には、なぜか生徒達の姿が周囲に全くないという妙な空気の読みっぷり。

(映画が撮影して完成して放映されて話題になるほどの時間が経過しているのに、全く時間が経過したような様子が無かったりするのもSF物として違和感があるのだけど、それは今回関係ないので置いておく)

そんな中間の世界が全く描かれず、主人公とヒロインの問題がそのまま世界の危機に繋がってしまうような物語って、そういえば昔そういう定義をするのが流行ったなぁって思い至る。

こういうのって『セカイ系』って言うんじゃなかったっけ?
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200808011839
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