『ディアナ・ソレル』=『隣の部屋のドジな新任女教師』な法則
たんえーすっ!(挨拶)
mementoさんが君主論を書いていたので、思わず小説ほっぽりだして読んでしまいました。

∀ガンダムにおける君主論・その15 - Speak Like a Child

相変わらず、私が持っていない視点からの考察で非常に面白い。

基本的に私は私人としてのディアナは好きだけど、公人として女王としてのディアナは好きじゃないんですよね。
なので地球でキエルとして自由気ままにやっている間は好きだけど、月に帰ってからのディアナは好きじゃないというか嫌いです。

その理由が自分の中でちゃんと説明できなかったんですが、mementoさんのコラムを読んで「成程、そういうことか」と納得。


自分がディアナ・ソレルのどこが好きかというと、彼女の天然さ具合というか世間知らず具合というか、要するに天真爛漫というか純粋無垢というか、とにかくそういう部分なのです。
分かりやすく言うならば『自分ではしっかりして自立していると思っていて年下の自分に年上として接してくるんだけど、その実ドジでオッチョコチョイな目の離せない隣の部屋の新任女教師萌え!』ということです。

女王としての仮面を被ったディアナは『その女教師が学校で教師という権力を笠に着て、特有のズレた意見を強引に押し付けているのを目撃してしまった』感覚で、普段の可愛い彼女を知ってしまっている身としては何とも微妙な気分になってしまう次第なのです。


それはつまり、ディアナに女王としての権威があまりにも身の丈があってなさ過ぎることからくる不快感で、まるで自分が偉いのだと勘違いした子供が調子に乗っているのを見せ付けられるのにも似た感覚。



でも、それってあまりにも大統領型の君主を基本に置いた視点の持ち方であって、ディアナ・ソレルという存在が天皇型の君主である以上、重要なのは『女王』という衣装であって、それを着たディアナ・ソレル個人はあくまで服に付随する存在でしかないのだとmementoさんのコラムを読んで分かった。
ディアナに必要とされるのはその衣装を汚したりするような行為をしないことであって、その服が似合っているか否かは重要ではないのだろう。

その境遇を思うと、ディアナがその地位を捨てて『ただの人』になりたがったのも非常に納得できる。


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別窓 | マンガ・アニメ | コメント:2 | トラックバック:1
200806130919
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この記事のコメント
 
200806172348
たんえーっくすっ!(挨拶)

拙文をとり上げていただいてありがとうございました。僕も本音をいうならディアナの、”身の丈に合った服装”を着ているときのほうが好きです。
どの回だったか、ロランのパンツを洗濯してる場面での、
「グエンさま−、わたくしもお手伝いさせていただきますことよー!」
といってるような、平凡な日常の体験にはしゃいでいる彼女とか。

本当は「君主論」でもそういうのをとり上げて、萌えーとかいいたかったんですけど、なんでかこんな脳みそ沸騰するような内容になっちゃって…。
2008-06-17 Tue | URL | memento #-[ 内容変更]

 
200806190144
かぷるっ!(挨拶)

キエルの冒頭のセリフじゃないけど、ドレスのまま踊れるキエルに対し、ディアナはドレスを着ているだけで精一杯な感じなんですよね。
逆にそれ故に地球帰還なんて言い出すまでは、余計な野望や我侭を言う余裕すらなく、現状を維持するのが精一杯で、そのお陰で月の治世がうまくいっていた部分もあると思うのですが。

mementoさんの君主論はいつも興味深く読ませてもらってます。
特に自分は大統領型の視点でしか指導者を評価できないことが多いので、ディアナに対する話については目から鱗がボロボロ落ちてしまいます。

君主論が終わったら、個々のキャラクターをフューチャーした軽めの話も読んでみたいです。
2008-06-19 Thu | URL | 平坦坂 #CxegxdeI[ 内容変更]

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200806170953
 「君主論」も、本稿を含めて三回となりました。次稿で本論を結んだ後、富野由悠季氏の著書、「∀の癒し」の書評をもって、長々とつづいたこの論考の完結とします。よろしければもう少しだけ、おつき合いください。  前稿でグエン・ラインフォードのキャラクター論をま... …
2008-06-17 Tue 09:53 Speak Like a Child

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