リーンの翼 第1話「招かれざるもの」
観たー。ワケ分かんめー。
なんていうか、雰囲気的には凄く黒富野的なものをビンビン感じるのだけれど。

リーンの翼 1 リーンの翼 1
富野由悠季、福山潤 他 (2006/04/26)
バンダイビジュアル

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相変わらず説明無しの怒涛の進行で「展開はえぇ」と思うのだけれど、よく考えると話自体は全然進んでいなかったりする不思議。

何か異世界から戦艦が来て、周囲を飛び回る見知らぬ兵器に驚いて攻撃しちゃったら何だかんだで戦争状態。
それはさておき、主人公は異世界の少女とちちくりあっていた。・・・という感じの話。

しかし監督は「お飾りで実際には何の権限も持っていないリーダー娘」って素材が好きだなぁ。
そういう娘が必死に頑張って事態をなんとかしようとするのが、富野由悠季的萌えポイントなんだろうか。

しかし、情報量は凄いんだけど、果たして提示されているその情報が話に関わってくるのかどうかというところが不安なところ。
本筋に関係ない情報がたくさんある方が世界観の広がりを感じさせられて好きなのだけど・・・ちなみに「世界観を広げるために」提示される情報はあんまり好きくない。逆に物語の窮屈さを感じてしまう。
あらかじめ設定があって、その設定があるのなら、この描写を入れないと嘘になるだろうというのは好き。

でもなぁ。情報を多く含んだがために話がまとまらなかったら本末転倒だしなぁ。
富野作品は寄り道し過ぎて本来たどり着くはずだった場所にたどり着けないことが多いので心配。

それにしても物語が動かない。
そしていつも以上に富野節が顕著。∀ガンダムで結構耐性をつけたつもりだったのに、それでも違和感を覚える富野言語っぷり。
正直、日本語以前に会話として成立していません。

お前等、ちったぁ人の話を聞きやがれ!


あとメインであるはずのオーラーバトラーが全く活躍していないのはどうなのかなぁと思う。
ターンエーで富野監督は何度も「普通の人向け」ということを言っていたのだけれど、今回のリーンの翼はそれを完全に捨てて、当人の嫌っている風に見えるマニアックな方向にシフトしているように思える。
OVAだから、それこそマニアしか観ないと思ってのことだろうか。

あまりにも序章過ぎて肯定も否定もしようがないというのが正直なところです。
ただ突然巻き起こる事態に混乱する状況というのは、最高潮に楽しめるのは間違いないです。
近年の富野作品に共通する傾向だけど、人物というよりは「戦争」という状況そのものを描こうとしている感じ。

とりあえず2巻も借りようと思います。
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200707081536
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